Can Can Bunny きゃんきゃんバニー (攻略) |
きゃんきゃんバニー ( カクテルソフト )
発売:1989年6月 メディア:PC-98(FD1枚組)/PC-88(FD2枚組)/X68000(FD2枚組)
購入価格:-
プロテクト:不明
最終更新日 2020.08.23
-概要&感想-
彼女が欲しいと願う主人公の元へ、亜理子というバニーガールの女の子が鏡の国からやってきました。
亜理子は主人公に一冊の手帳を渡します。彼女の説明によると、この手帳に女の子の名前を書くと、その娘は主人公と友達になってしまう効果があるらしい。た だし書けるのは5人までなので、その中から彼女を見つけなさいと言われ、主人公はノートに名前を書かれた女の子の元へ会いに行くのだった・・・というス トーリーのナンパシュミレーションゲーム。
「Piaキャロ」シリーズと並ぶカクテルソフトの看板シリーズであり、かつカクテルブランドのデビュー作品。見栄えのするCGがとても綺麗で、当時は新ブランドにも関わらず、かなり話題になった。
キャラデザがとても可愛い上、キャラの性格がバラエティに富んでいて会話も楽しく、とても良くできた美少女ゲーム。プレゼントも好き嫌いがあったり、同 じ話を繰り返したりすると好感度が下がったり、いきなりHな事をすると嫌われたり・・・と、なかなかに芸も細かい。一押しは家庭的な雰囲気の「白鳥 香」 さん。
このソフトは1997年にWindows95版「きゃんきゃんバニー PRIMO」としてリメイクされていて、キャラが256色で描き直された上、音声 がついている。また、同梱されている「きゃんバニ ヒストリー」中で、このソフトの概要と98/88版のCGを鑑賞できる。ただし、当時は規制なんぞ無 かったのでオリジナルではしっかり描かれていたアノ部分は残念ながら修正されているが・・・(笑)
なお、このソフトは98、88、X68kの各版が存在していて、88と98版は同じ画面(200ライン)で中身もほぼ同じであるが、X68k版には以下の変更点がある。
・CGが400ラインに描き直されている(!)
・ボイスが追加されている
・Hシーンにアイコン方式が使われている
・画面のレイアウトが異なっている
・X68k版は98版と同じ会話を振っても好感度が上がらない場合が多く、難易度が上がっている(汗)
ちなみに「カクテルソフト」のブランド名は、「フェアリーテール」の美麗なCGと「ジャスト」の濃いエロシーンを「カクテル」しようという意味が込めら れていたようだ(パッケージ裏のコメントより)。そう考えると、「ジャスト」由来の濃いエロシーンを無くし、CG最重視の方向に傾きつつあったカクテルソ フトが再びフェアリーテールに吸収されたというのは 「カクテルする意味が無くなり、元のサヤに戻った」と言えるのかも。原画は「好実 昭博」さんによる もの。
-攻略(98/88版)-
・真面目に選択肢を選んで好感度を上げても良いが、98版ではスロットマシーンで裏ワザを使うとお金がいくらでも稼げるので、そのお金でショップでアイテムを買いまくり、精力剤ドーピング&プレゼント攻勢でクリアした方が手っ取り早い。身も蓋も無いけど…(笑)
・スロットマシーンで女の子のキャラを揃えると、CANCANBUNNY高田馬場店の店員さんのヌードCGが表示される(2枚)。逆にドクロを揃えてしまうとお金を取られるので注意!
□ スロットマシーン必勝攻略法
・まず、同じ絵柄を「真ん中」-「真ん中」-「下」という並びに揃える。
・次いで、テンキーの1・2・3を順番に押していき(3が最後)、キーを押しっぱなしにしたままでスペースキーを押すと、最後に押した「3」の場所「だけ」が上にずれて同じ絵柄が揃う。
・あとはテンキーの1・2・3を押したままの状態でスペースキーをポンポン押すとお金がどんどん貯まっていく…
□ キャラ攻略法
【 共通 】
LOVEのインジケーターが半分~3/5辺りまでは会話だけで到達できるのでまずは会話のみでスタート。会話のネタが尽きたら部屋の中を見て、それから 女の子の身体を見る。インジケーターの残りが2~3個になったら、あとは服を一枚ずつ脱がせてHすればクリア。同じネタで何度も会話すると嫌われるので、 同じ話題は2回までにしておくのが吉。
主人公の性格や血液型はお好みで設定しても特に問題はなさそう。性格=エッチな、趣味=パソコン、にして会話するとLOVEが上昇する場合が結構あるのでおすすめ。
【 中原 唯 】 15歳 テストを控えた中学生
趣味・水槽を見るなどは2回目まで会話できる。窓の外を見たり、ヒップを見るとダメ。
最後のXXXはLOVEの残りが3個以内であることが必要。それ以下で選択すると拒否されて値が下がってしまう。
余談だがPRIMOで彼女の髪が茶色に変わっていたのはかな~り残念だった。緑色の髪が良かったのにぃ…(涙)
【 森村 美貴 】 18歳 バイク好きの高校生
趣味・好きなタイプ・スポーツの話題は2回まで会話できる。
学校・エトセトラ・血液型・机を見る・胸・脚の話題はダメ。
髪の毛・ウェスト・お尻を見るのはオッケー。
【 河井 麻里奈 】 20歳 元気な大学1年生
年の話題は御法度。
胸・お尻を見るのもダメ。
髪の毛・ウェストを見るのはオッケー。
【 白鳥 香 】 22歳 花嫁修行中~
スポーツの話題はダメ。花嫁修業・TV番組・趣味などは3回目まで会話できる。
【 渡辺 麻美 】 24歳 おねーさまOL
会社の話は御法度。
スポーツ系の会話は可。
部屋を見てはダメ。
(参考文献)
・美少女ソフト大全集 (徳間書店/1991年)
・カクテルソフトオフィシャルガイドブック (ジャパンミックス/1994年)
・Cocktail History (univ~恋・はじまるよっ~の付属小冊子)
(ゲーム評価)
・シナリオ:B CG/音楽:A システム:B 総合評価:A